2013年4月15日

■ 「ベストセレクション 美術 2013」 [ 東京都美術館] 2013.5 /4 (土・祝)~5/27 (月)

 

ベストセレクション 美術 2013」展の開催について

東京都美術館では、昨春のリニューアルオープンを機に、公募展発祥の地として、これまでの歴史を
継承し発展させること、また芸術活動を活性化させ鑑賞の体験を深める美術館という役割を果たすこと
を目的に、新たに「連携展」をスタートいたしました。本展覧会がより広い鑑賞者に対し、公募団体の活
動を紹介する場となるとともに、団体が相互に刺激し合い、公募展の奥行きを深め、ひいては公募展全
体の活性化に寄与することを目指します。
「連携展」の一つとなる本展覧会は、全国の美術公募団体の中から選抜した27 団体による合同展覧
会の開催であり、今回が昨年度に引き続き第2 回となります。27 の有力な美術団体の「今年の一押し作
家」を横断的に展観できる「公募展の中の公募展」として展開してまいります。

1. 展覧会名 「ベストセレクション 美術 2013」
2. 会期 平成25 年5 月4 日(土・祝)~27 日(月)*休館日5 月7 日(火)、20 日(月)
3. 会場 東京都美術館 公募展示室 ロビー階第1・第2、ギャラリーA、B、C
4. 参加団体 一陽会、一水会、旺玄会、行動美術協会、光風会、国画会、示現会、
自由美術協会、主体美術協会、春陽会、新制作協会、水彩連盟、創画会、
創元会、東光会、独立美術協会、二科会、二紀会、日洋会、日展、
日本水彩画会、日本彫刻会、日本版画協会、日本美術院、白日会、
美術文化協会、モダンアート協会(50 音順)
5. 出品作家 約150 名
6. 出品点数 約160 点
7. 主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館

<本展の見どころ>
27団体の今年の顔が一堂に
各団体から選出された「公募団体の顔」ともいうべき作家を含む、その年の旬の作家の作品を一度に鑑賞できる機会は他にないと言えるでしょう。また、同じ空間に団体の枠を超えて展示されることで、作品の新しいイメージを得ることができるかもしれません。一つ一つの作品とじっくり対話を楽しみつつ、バラエティに富んだ美術公募団体の魅力をお楽しみください。
なお、本展出品者の中から3~6名を選抜し、「都美セレクション 新鋭美術家」展(平成26年2月19日<水>~3月7日<金>)を開催する予定です。
多様なジャンル
本展では、多様なジャンル――油彩画、彫刻、版画、工芸、水彩画、日本画――をお楽しみいただけます。公募展示室とギャラリーという天井高や広さの異なる5つの空間を使った、幅広い美術の世界をご鑑賞ください。
作品をより深く体感するアーティストトーク
会期中は、27団体から1、2名ずつ4日間で約30名の作家が作品の前で制作経緯や技法、作品への思いなどを自由に語るアーティストトークを行います。出品作家との出会いや対話をお楽しみください。スケジュール等の詳細は当館ウェブサイトにてご覧ください。
開館時間: 午前9時30分から午後5時30分まで(金曜日は午後8時まで)
入場は閉館の30分前まで
観覧料: 一般1,000円、団体(20名以上)900円、65歳以上700円、大学生以下無料
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添の方(1名)は無料。
※5月15日(水)はシルバーデーにより、65歳以上の方は無料。
※いずれも証明できるものの提示が必要です。
<関連事業(予定)>
●アーティストトーク
出品作家が作品の前で、自作について自由に語る、リレー形式のトークです。
日時: 平成25年5月4日(土・祝)、12日(日)、18日(土)、26日(日) 午後1時~4時(予定)
場所: 東京都美術館 公募展示室 ロビー階 第1・第2、ギャラリーA、B、C(展覧会会場)
出演: 各日8~9名の作家(予定)
※展覧会入場券が必要です。

 

※第96回「院展」出品作 「far world]  (茨城県近代美術館蔵)を展示しております。